謎キャラ・ダンテの原作とドラマの違い　ウォーキングデッド10 7話ネタバレ感想

こんにちは！
ぱんちょです。

まとめ

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いつものことですが、感想なのでネタバレを含んでます。
まだこの第7話を視聴していないよ～って人は見るのはご注意くださいね。

早くもラス前となったこのシーズン10の第7話を終え、いよいよ次回は前半の最終回。

第1話の人工衛星の墜落から始まり、この前半はとても短かったような、短かったような。薄かったような。
もう７話も配信しているのですが、あっという間だったような気がします。薄かったから？

前半の前半（１～４話）の中身の横道への逸れっぷりは、本当に何か話を先に進められない原因があったのでしょうね。進展の速度的に痛かった。

でも・・・

ここに来てようやくニーガンの活躍にエンジンがかかってきました！
今回は一旦ニーガンの話ではなくセディクの話に戻りましたが、これはさすがに意味を感じるので良いと思えましたよ～。

シーズン９からずっと引っ張っている（引っ張りすぎた？）要素であるセディクの状態（囁く者との戦いに負けたフラッシュバック）がようやく進展しました。

ようやく楽しめるようにストーリーが進み始めたのに、来週で一時中断されてしまうのがかなり残念です(*´ω｀*)

あとこの７話のオープニング後のクレジットにディレクターとして「マイケル・カドリッツ（エイブラハム役）」の名前が入っていましたね。
今日初めて気づいたのですけど、もしかしたらこれまでもずっと書いてあったのかな？？

もうすっかりと制作陣ファミリーなんですね。

シーズン10は第7話にてようやく初の死者！？

まだはっきりとは断定できませんけど。（柔道の三角締めと同じだったので頸動脈は閉まってもそこで離せば気絶までのハズ）
セディクがどうやら犠牲になったような気配です。やっぱり「医療キャラは短命」ジンクスは健在です・・・。

医療キャラが居ると、どうしてもサバイバル感が薄れるからでしょうね。
思い出しましたがそういえばマギーとベスの父の方のハーシェルも元は獣医だったんですよね。だから銃で撃たれて瀕死だったカールを助けることができたんです。

もうでも今のウォーキングデッドは「サバイバル」というジャンルでは無くなってますよね。
まさに今回の表現にもありましたが、農作物を自作できているし、それによってジャムとかパンとかまで制作可能になっていますし。

じゃぁ「サバイバル」ってジャンルではないとすると、このドラマは何なのか・・・ってことになっちゃいますけどね。
もはや「三国志」とか「キングダム」みたいな、国と国とが争っている「戦国時代劇」にカテゴリーしちゃっていいんじゃないかな？ｗ

はい、またいつものように話が逸れてます。
セディクでしたね。セディク。
私がプレイしているゲームだと「シーディク」と記載されているセディク。ついこの間、新キャラとして追加されたばかりなのに・・・(´;ω;｀)

結局カール退場の原因となるためだけに登場したキャラのようになってしまいました。
せめて医療を伝授していたイーニッドが生きていれば意味もあっただろうし、娘のココにしてもロジータがセディクを好いていないせいもあるのか、イマイチ強い繋がりを表現できていたようには見えませんでした。

可哀想なセディク。

しかしなんなんでしょう、ダンテってのは。急に出てきて。
原作にもダンテは登場しているのですが、思いっきりキャラが変更されています。

ダンテは原作にもいるけどキャラがぜんぜん違う！？

ダンテ。

私は原作も好きなので、いつもそっちとの差が気になっちゃうんです。
どんな風にどこをいじってくるのかな～、って。

で、ダンテ。

ダンテは原作にも登場するキャラなんです。

巻頭のキャラ一覧にも名前が載っているくらいには、原作にも居ることが認識できるキャラですね・・・。
絵のラフさ加減と説明のラフさ加減でおおよそは察知できると思いますが・・・

あまり主要なキャラではありませんねｗ

原作でのダンテの特徴としては

ヒルトップ在住
兵士要員の中ではリーダー格
ジーザスよりは下っぽい
マギーの彼氏気どり（マギーにその気は無い）
いつも笑顔でユーモアを口にする

見てわかる通り、いい奴なんです。

なんにせよモブ以上、主要キャラ未満な雰囲気がぷんぷんしちゃうのが残念なところ。

でも主要キャラではないにしても、原作ではこの囁く者（ウィスパラーズ）編で意外と重要な行動をしているキャラなんです。

その輝かしい戦績とも言うべき部分というのは

~~最初にウォーカーがしゃべるのを発見した（ドラマだとユージーンとロジータの役目）~~※すみません、ダンテは２番目の発見者でした。１番最初はケン＆マルコです。訂正します・・・。
ウィスパラーズの土地に置き去りになったケン（ドラマだと足を痛めたユージーン）の救出隊として出撃（ドラマだとジーザスとアーロンの役目）※こちらがダンテの役まわりでした。すみません、追加します。
最初にウィスパラーズのマスクを剥がして中身が人間であることにびっくりした（ドラマだとダリルの役目）

すごい戦績ですよね！

こんなにおいしい部分をこんなキャラでさらっと実行してしまう原作漫画も懐が深いっていうか、まぁこのリアリティ重視さ加減がいい味なんですけどね。
ドラマ版の反対ですね。おいしい場面を主キャラにばかり与えないっていうｗ

ダンテにはモラレス魂も感じる

で、ダンテが原作とはキャラがぜんぜん違うっていうことで、今後の動向は分かりづらくなっています。

これ、毎度のことではありますが、いいことですよね！ｗ
原作とキャラの役割とかを入れ替えてくることで、なかなか今後どういう風に展開するのかがわからない工夫。原作ファンでも新鮮に楽しめる工夫です。

ちなみに以前の感想で「ニーガンを牢獄から出したのは誰だ！？」なんて考えていたことがありますが、あれは原作だとあのバカ（ニーガン・マニアのブランドン）が脱出させてますからね。
ドラマ版だとあのバカはニーガンに「どうやって脱出したんだい？」って聞いていたので、あのバカが脱出させた訳ではなさそうです。
これもまだ解明できない謎（前振り）の一つですね。

このダンテもシーズン１０開始前のネタとして、前もって登場の発表はされていましたね。
少しでも興味を引くネタになればと、主に原作ファンに向けてのニュース発信だったように思います。

思い出すのがシーズン９？くらいの時にあったあのニュース
「かつていたあのキャラが再登場！？」

なんてのもありましたねｗ

「シェーンが幽霊で出てくる？」
「またリックが嫁の幽霊を見るのでは？」
「あの老人ホームのリーダー（ギレルモ）では？」

なんて盛り上がっていたところに、

「モラレス登場！」

って最高でした！ｗ
ほんとに、誰？　誰？　誰？

って笑っちゃいましたからｗ

そしてまた話が逸れました。すみません。。

前回、フラッシュバックで悩むセディクに対して「俺もそうだった、俺はイラク行ってた」なんて打ち明けていたダンテ。

この時にセディクはダンテの口元を見て、何かを思い出しかけていましたが・・・これはどうやらシーズン９で襲撃された時（タラとイーニッド達が殺された時）に目にしていた口元だったからなんでしょう。

もしや！？と思い、シーズン９のあのシーンを見返してみたんですが、なんと、そんな口元が表現されて・・・・いることはありませんでしたｗ

セディクがダンテの口元を見てフラッシュバックするって設定は、シーズン９の撮影が終わってから付け足した演出だったっぽい気配ですね。
ちょっと残念・・・。こういう部分が絡み合ってるとね、すんなりと糸が繋がって、意図も通じやすくなるんだと思います。

結局、セディクのPTSDは演技でもなく本当に病状が出ているだけで、アルファに何か秘密の命令を受けていた訳ではありませんでした。

アルファはダンテを送り込んで、川をウォーカー液で汚染しているだけ（たぶん）。

でも、本当にこれは世界中のみんなが思っていることだと思うのですが・・・・

世界中のみんな「ダンテって、急に出てきたけど・・・誰？」

って感覚が強すぎます。少なくとも私には強すぎる。

新入りなダンテを迎え入れた表現もあったように感じないですし、どうせだったらマグナ一味を迎え入れる表現はあれだけ時間をかけてやったのだから、あそこで一緒に入れておけばよかったのでは？とか、どうせだったらこのダンテの役をマグナにやらせたら良かったのでは？って感じるのは私だけでしょうか。

こういう部分をつなぎ合わせて考えていくと、やはりシナリオの作成と撮影のスケジュールがまったく合っていないのでしょうかね。
チグハグ感を相当に感じます。とても心配です。

あと、さっきも挙げた「川をウォーカー液で汚染する」って作戦も、いろいろと疑問に感じちゃいます。
だってこの作戦だと無差別テロな行動にしかならないので、誰にヒットするかはわからないんですよね。
アルファはなんだかんだ言ってリディアを気にしていることはバレバレなのですが、ウォーカー液でリディアがお腹壊しちゃってもいいと考えてのことでしょうか？

さて、次回の第8話でいよいよ前半終了

いよいよですね。

ってことですが。

ちなみに前回の感想でも書いたことではありますが、最近の前半のラストは

　シーズン９　ジーザスが殺されて、しゃべるウォーカーに囲まれた所で後半に続く

　シーズン８　カールがウォーカーに噛まれて絶望しながら後半に続く

こんなタイミングで「続きは後半で！」って終わっているんですね。

かなり興味深く、その中休み期間にファンが議論しまくるだろう！って意図を入れ込んでます。

このシーズン１０もきっとびっくりするようなネタがあるんだと思いますよね！

今回でようやく主要キャラが一人（セディク）退場することになりましたが、いつもであればもっとペースは速いはず。

もしも次の第8話で・・・数人の命が！ってな展開になったとしても、それで初めて「通常どおり」くらいな展開なんだと思います。
ちょっとここまでが異常なくらいのスローだったからね。

ああ、そういえば退場確定だったミショーンは前半を乗り切ったことになるのか。
いくらなんでも、１回の放送回の中だけでミショーン退場の起承転結をすべて詰め込んで消化することはないでしょうから。

あとなんだか、今回はキャロルにも少しだけ退場フラグが立った気がしました。
いくら情報を吐き出させるためとはいえ、捕虜にガチの拷問しちゃだめでしょ・・・。アメリカドラマってこのような非人道的な行為をカメラの前で行ってしまうと高確率で退場させられる気がするんですよね～。悪が栄え続けることは許されない、的な。

このシーズン１０はミショーンの卒業シーズンなので、あるとしてもキャロル卒業はまだ現在だと順番待ち中ってことで、次以降のシーズンでしょう。
なんだか末期のAKB48の卒業待ちラッシュを見ているような気がしてきましたｗ　マニアックで伝わらないかｗ

次回、何が起こるのか注目したいですね。