こんにちは!
ぱんちょです。
待ちに待った・・・2019年度最高と言っても過言ではないかもしれない注目の海外ドラマ!
チェルノブイリ(HBO)
がいよいよスターチャンネル(およびAmazonチャンネルのスターチャンネルEX)にて配信開始しました!
今回は10月2日(木)から配信されている第2話(全5話)の感想です!
そしてここでもう一度、スターチャンネルEXでの配信スケジュールをおさらいしましょう!
このドラマの主役は誰?
今回の第2話からは誰がこのドラマの主役なのかがハッキリしてきましたね。
このドラマの主役はこのあたりでしょう。
・事故当時はモスクワに居て、すぐにチェルノブイリの視察に派遣された核物理学者のレガソフが一番の主役。
・事故当時の副議長でエネルギー問題の責任者であるシチェルビナ。レガソフと共にチェルノブイリに派遣されました。
・事故当時はチェルノブイリから500kmは離れているミンスクに居て、すぐにチェルノブイリの事故に気づき、自ら赴いた女性の核物理学者のウラナ。
シチェルビナは最初はソビエト共産党のまさにイメージ通り、というような高圧的で自分の面子のためだけに行動するキツい奴でしたね。実際キツい奴だったんだと思いますが、チェルノブイリの事故現場はそんなキツいとか高圧的とか嘘つきとか・・・全部をぶっ飛ばしちゃいました。
この時点での現場責任者に任命されているシチェルビナ。あまりの現場の惨状に、
「あ、ここで俺が指示をミスったらソビエトが終る」
ってすぐに悟りましたね。
それまで邪険にしていたレガソフの話をしっかりと聞いて理解し、最善という行動を最速で指示し続けたのが印象的です。
人間てこういう習性があるのかもしれませんね。
威張っていようが、面子ばかり気にしていようが、他人をくずだと思っていようが・・・こんな絶望を前にしたら最善の行動を取らざるを得ません。
文句も愚痴も言いません。
人のせいにもしません。
この第2話を見続けていくウチに・・・だんだんとこのシチェルビナのことも好きになってきましたので自分でも驚きです・・・。
情報の隠蔽・・・時代はどんどん変わる
かなり時代の切り替わりを感じるシーンがありました。
これは今の時代でもドンドン進化している分野なので、かなり興味がわきましたね。
それは
「情報は隠せなくなっていっている」
これですね。
日本に限らず、権力を持つと「都合の悪いことは封印する」という行動を取ることは、あまりにも誰もが理解していることです。
このチェルノブイリの事故も、まずは権力を持っている人間達が揃って、事故は小さいものだ!被害は少ない!と吹聴しまわっていましたね。
副議長のシチェルビナも最初はそうでした。
最初のゴルバチョフ書記長への報告では
「たいしたことないです、観測されている3.6レントゲンなんてX線検査1回分です!」
って報告していましたから。まだ詳細も何も解らないのに・・・。
ただ事実が世界中に知れ渡ったのは、海外からの情報でしたね。
「スカンジナビア半島(北欧)で飛来してきた放射能が観測された」
「その情報を元にアメリカの衛星が破壊された原発を撮影して公開した」
ですからね。
これはゴルバチョフ書記長も即座に認めざるを得ませんでした。
情報が隠せない体制になっていく科学の進歩ってイイですね!
現代日本でも
「車載カメラで事故やあおり運転の瞬間の記録が残る」
「スマホのマイクやカメラで収録された、政治家やエステ社長や国営ぎみ放送局の暴言暴挙が公開される」
「Twitterでアイドル事務所の横暴なウソがリアルタイムで暴露される」
この数年だけでもこの分野は本当に弱者を助けていると感じます。
もう数年のウチに、盗難もハラスメントも暴力も・・・どんなことでも全部証拠が残ってしまう時代が来るでしょうね。
そうなったらもう楽してる政治家とか、楽している高官(公務員)とか、存続すらできないよねw
ちょっと脱線したので話を戻しますw
もしアメリカが人工衛星で写真を撮って公開していなかったら、ゴルバチョフ書記長は隠そうとしていましたもんね。国家の威信のほうが大事そうに。
そのままだったら、たぶんソビエトは現在でも人が住めなかったっぽいですね。さらに東欧も。
うーん、危機一髪すぎます・・・。
第2話まとめ
第1話のまとめが自分でも結構見やすかったので、振り返りやすくて便利でした。
なのでこの2話でも同じく注目すべき表現をリストにしてみました!
第2話の注意ポイント
- ゴルバチョフ書記長を含めた会議でさえ、高官達は3.6レントゲンというウソで会議を終えようとしていた
- 発電所の所長(ブルハーノフ)は視察に来た副議長に対して犯人のリストを渡すことで解決させようとしていた
- 海外に事故の情報が漏れ、ドイツで子供が避難していると知り・・・ようやく現地の住民を避難させた
- 作業員が来ていた服を手に持っただけですぐにその手が焼けただれ始めた
- 原子炉に近づきすぎたヘリコプターが制御不能になって墜落した
- 3.6レントゲンだと譲らない所長に対して、入り口付近で改めて調査したら15000レントゲンだった
- その後の原発の火事は1時間ごとに広島の原爆の2倍の放射線を出していた
- すなわち1日あたり48発の原爆に相当する放射線を大陸が死滅するまではき出し続けると試算
- 原発の下には7000立方メートルの水があり、このままだと水蒸気爆発を起こす
- その水蒸気爆発の威力はドイツまで届き、今後少なくても100年は人が住めなくなるほど
- 絶対に死ぬ任務を任された決死隊の職員がいたのは事実だった
- 事故翌日には付近の森にいた鹿が死んだ
全て強烈ですね。
第1話はビジュアル面でグロいシーンが多かったですが、この第2話では精神的に来るものばかりです。
こんな状況になって全力を尽くす人間もいれば、ウソと犯人捜しで保身ばかりする人間もいます。
これはソビエトだから・・・って問題じゃないですね。
どんな組織にでもあることでしょう・・・これが人間の本性なんでしょうか。
ついでに前回の1話の注意ポイントも再度書いておきましょう。そのほうが色々考えられると思いますので。
おさらい・第1話の注意ポイント
第1話の注意ポイント
- 原発の作業員は事故の影響についてまるで無知だった
- 爆発現場その付近にいた作業員はヤケドで死亡
- 爆風を浴びていない作業員も血を吐くものが多数
- 炉心の欠片と思われる破片を手にした作業員のセリフ「なんで金属の味がするんだ?」※何も食べていません
- 上記の破片を手にした作業員はすぐ直後にその手が崩壊
- ドアを開けようと力を入れたら体内から血が噴き出す
- 付近の病院に放射性物質に効果のあるヨウ素が用意すらされていなかった
- 毎時3.6レントゲンまでしか計測できない機器しか用意されていない。そして事故直後の判断も「3.6だったら大した量じゃない」
- 死の灰が飛散する中、住民も外へ出て火事を見ながら「綺麗ね」
- 放射線量が毎時3.6ではなく、1000レントゲンまで計測できる計器を持ち出して計測したら「即、目盛りが振り切れた」
- 飛んでいた鳥が朝には死んだ
色々とキツいことがわずか2話でこんなにたくさん起こってるんですね・・・そりゃ疲れて苦しくなってくるハズだ・・・。
次回の第3話も大注目ですね。
3人の決死隊はいったいどうなるのか? 現在において世界が終っていないところからすると、水を抜くことに成功はしたんでしょうけど・・・。
また次週も感想アップしますので、よろしかったら見てくださいね!
それではまた第3話で!
いま一番のおすすめは・・・
MCU(アベンジャーズやアイアンマンなどマーベル作品)の世界を、私もいまは追っています(*´ω`*)
さすがに世界中で大ヒットしているだけあって、あなたにもきっとマッチする面白さだと思いますよ~!
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