こんにちは!
ぱんちょです。
この企画の第2弾はキャロルに焦点をあてました。
もはやシーズン1から登場しているのはダリルとこのキャロルとローリのお腹の中にいたジュディスの3人のみ。
「キャロルの名場面&名言 ベスト19!」
順位と内容は全て当サイトの独断で選出しております。
もちろんネタバレなので、まだドラマを見ていない~、なんて人は注意してくださいね。
また今回もなのですが「なんで19なんて中途半端な数字?」という疑問も感じますが、深い理由はありません。
名場面や名言を並べていったら、その数は19にもなってしまった・・・というだけの理由です。
だったらもう1つ見つけてベスト20にしろよ!
そんなツッコミも脳内では感じますが、まだまだキャロルの物語は続きますからね。残りはまた別の機会にしましょう。
今回は「シーズン1~5」での名場面と名言をピックアップしています。
(もちろんシーズン6~10も後日発表予定です)
それではいってみましょう!
キャロル(メリッサ・マクブライト)の名場面&名言!
まずは11位までです!
キャロル 名場面&名言 11位~19位
19位 戦闘力はチーム中で最低 シーズン3-1話
銃の練習を始めた頃の表現でキャロルの戦闘力がひどかったことを表す描写があります。
銃で向こうにいるウォーカーを狙うはずが、何故か弾は全然違う場所にいるリックの足元にHIT!
もしかしたらここでリックの物語は終了していたかもしれません。
・・・今見ると彼女の戦闘能力は「戦闘音痴」というようなレベルだったのですね。
現在との違いを知っていると、さらに笑いがでちゃうシーンです。
18位 虐待病棟 シーズン5-6話
ベスを探しに戻ってきたアトランタにて、知っている場所だからとダリルを連れて行ったのはアトランタ市内にある「虐待のケア施設」。
宿泊したことは無いと言っていましたが、以前は本当に苦しんでいたのですね。
しかし現在はそれを傷として背負っている風もなく、淡々とするべきことをこなしています。本心を隠している風ですらありません。
以前のキャロルと進化したキャロルの対比を感じる場所でした。
17位 金髪に少し戻る シーズン5-1話
以前のバリカンで刈り上げているほどの短髪から、だいぶ髪が伸びてきたんです。
そしたら・・・あれ?金髪???
キャロルの髪が金色に!?
実はキャロルって地は金髪なんですね。
もしくは、以前は夫のストレスや弱い自分のストレスからの白髪だったのかもしれません。
ここらへんの話数ではかなり金髪の色味が出ていますが、その後は現在までまたシルバーに戻っているので・・・。
役作り?
何かのメッセージ?
まぁ現在ではキャロルといえばシルバーの髪がトレードマークにすらなっていると感じるので、個人的にはシルバーのほうがしっくりきて見えます。
このシーズン5前半あたりは髪色がだいぶ金色になっているのをご確認ください。
16位 九死に一生を得る シーズン2-13話
ハーシェルの牧場でウォーカーの大群に襲われた時に、実はキャロルはほぼ死亡するだろうという表現がありました。
牧場がウォーカーだらけになり、もはや誰もが逃げることすらままならなくなりました。
そんな中でキャロルは仲間とはぐれ、逃げ遅れ、自分で切り抜ける戦闘力も無く、逃げ惑うだけでこの農地に置き去りとなってしまいます。
このままウォーカーに体を引きちぎられる・・・という結末で終わっていた可能性も大だったんですね。
しかし、この窮地を救ってくれたのは・・・ダリル。
ダリルはバイクですでにこの農場からの脱出に成功していました。
でも、なんとなく嫌な予感でもしたのでしょうか?
農地にもう一度戻ってきて、誰かを救えないかを探っている時に逃げ惑うキャロルを発見します。
救出するのもダリルにとっては危険な状況ですが、命を顧みずにダリルはキャロルを救うことに成功。
こんなところにも、この2人の運命の絡みはあったのですね。
15位 「善人だわ」 シーズン2-5話
ソフィアが行方不明になっている最中にダリルに対して言ったセリフです。
まだこの時点ではチーム内でも荒くれものの不審者という状況でしたが、ダリルの中身は善人であるとキャロルは感じたんですね。
誰よりも命がけでソフィアを探してくれるダリルに向かって感謝を表しました。
そして兄以外誰も信じなかったダリルも、だんだんとチームに対して心を開いていくことになります。
ちなみにそのソフィアを森で見失う原因になったのは実は・・・リック。
2人でウォーカーに追われている最中にソフィアを岩陰に隠れろと指示し、置き去りにしてしまいます。
こんな怖い場所で置き去りにされたソフィアのことを思うと、かなり不適切な判断と指示をしたリックこそがもっと必死に探してもよかったと思いますが・・・。
14位 「逃げるな、戦って」 シーズン4-14話
小さくて弱いミカ(リジーの妹)に対して言った言葉。
カールに対していつまでも子供扱いを止めないリックとは真反対な教育方針です。
「ソフィアは逃げたけど死んだ。逃げても解決しない。殺らなきゃ殺られる」
この時点でキャロルは本当に仲間のことを考えるようになっています。
リックのやり方が徹底していないせいでどんどん犠牲者が出続けていることも、キャロルの信念を深める原因になったと思われます。
13位 ベッドで最高な夜を味合わせろ シーズン3-11話
ガバナーとの和平を提案しにきたアンドレア。
アンドレアはガバナーおよびウッドベリーの街に歓迎されていたので、ガバナーの本質に気づきませんでした。
しかしリック達からガバナーの悪行を聞き、気持ちが揺れます。
そんなおりにキャロルはアンドレアにガバナーを殺害できる方法を教授します。
「ベッドで最高の夜を味合わせて安心したところを殺せ!」
この時点でもうキャロルの中身は以前の弱弱しい主婦ではなく、必殺仕事人に進化しているんですねw
12位 ターミナルの女リーダーを必殺仕事人してしまう シーズン5-1話
単身でターミナルの組織を壊滅させるだけでもすごいことですが、その内容もすさまじいです。
女リーダーに対してわざわざ足を撃って動けなくします。
「殺せ!」とわめく相手に対してキャロルは止めを刺しません。
そしてその部屋から退出するときに・・・ドアの向こうには大量のウォーカーが。
それまでキャロルに悪態をついて強がっていた相手ですが、最後は恐怖で絶叫。
さっそうと部屋を出ていくキャロルがカッコよかったですね!
11位 タイリースもキャロル教に改宗させる シーズン5-1話
タイリースもリックと同じく「話せばわかる」派でした。
でもこれは単に「意気地なし」と紙一重、というかほぼイコールです。
タイリースの場合もここまで相手を殺害することができなかったのは、タイリースの弱さを表していたとも言えるでしょう。
しかしそのせいでジュディスが死にかけたために、タイリースも考え方を一変することになります。
命までは取るまいと、殺すべきだった相手に情けをかけたのが事の発端。
その相手は裏切り、ジュディスを殺そうとしながらタイリースを脅します。
タイリースはウォーカーの大群の中に突入させられますが・・・武器も持っていなかったのに腕力だけでまさかのウォーカーを全滅。
そのままその相手の男をひきずり倒し、今度は殺害しました。
その後、タイリースは合流したキャロルにこう言います。
「できたよ。」
キャロル 名場面&名言 7位~10位
10位 「あなたは私を知らない」 シーズン5-6話
ダリルに対して言ったキャロルのセリフ。
知的障害を持っていたリジーを殺害したことをまだ現場にいたタイリース以外には告白していなかった時のことです。
ベスがいる病院のそばのビルの中で、少年(ノア)に武器を奪われます。
そんな彼をためらいなく撃とうとしたキャロルを、ダリルは止めましたが・・・。
キャロルからすれば回避すべき危険を、回避することをダリルは邪魔したと捉えたのでしょう。
この時点ですでに、相手が少年だったために躊躇したダリルよりも、キャロルの方が現実を見ることができていたんですね。
ダリルですら生ぬるいと思えるキャロルが凄まじいです。
9位 ロケット花火を100m以上離れているガスタンクに命中させる シーズン5-1話
ターミナルの基地を発見して。
ガスタンクがあることに気づいたキャロルは、それを銃撃して穴を開け、周囲にガスを噴出させます。
その次に使った武器はなんとロケット花火!
普通のロケット花火ですよ!
兵士が使うようなセンサー付きでもなんでもないロケット花火。
それを見事にピンポイントでそのガスタンク付近に打ち込み、周囲を大爆発させることに成功しました。
ロケット花火を打ち上げたことがある人ならわかるでしょうけど花火なんてまっすぐには飛ばせません。
それを100mは離れている場所に1発でヒット・・・。
「必殺仕事人キャロル」としてのスペシャルな能力の目覚めの幕開けだったといえるでしょう!
8位 「遅咲きだな」 シーズン3-15話
ガバナーに捉えられたダリルと一緒に救出されたメルル。
久しぶりに再会したメルルに、性格が変わったと驚かれた時に言われたセリフです。
この「遅咲き」という表現は日本でいうところの
「大学デビュー」
「社会人デビュー」
のようなニュアンスなんでしょうね。
若干、以前は冴えない人物だったことを馬鹿にしている部分があります。
久しぶりにキャロルに会ったメルルからすると、話や行動だけでも全然ちがう人物に感じたのでしょうね。
キャロルの以前だと隠されていた真の実力が開花していることを、メルルはすぐに悟っているのが面白いです。
7位 「これといって特技が無いから母親的なことをしてた」 シーズン5-12話
アレキサンドリアに招かれた後。
アレキサンドリアの女リーダーであるディアナとの面接時に、最初は必ず自己紹介をさせられます。
そこでキャロルが自分を説明するときに言っていた言葉がコレ。
うーん、視聴者からするとこれはキャロルのギャグなのでは?w
とすら思えて笑えてさえしまうのですが、きっとキャロルからすれば本心なのでしょう。
みんなの命を第一に守ることを行動すること = 母親的なこと
なんでしょうかね。
特技が無いというのは、かなり自分を過小評価していると思いますけどw
さらに続けて
「母親的なことをしていたら、みんなが守ってくれた」
いやいや、みんなを守っていたのはキャロルだと思いますよw
現にさっきまでいた終着駅(ターミナル)はどう見てもキャロルが1人で壊滅させましたからw
いよいよトップ3直前!
惜しくもトップ3を逃した名シーンたちです。
キャロル 名場面&名言 4位~6位
6位 インフルエンザ患者を熱処理してしまう シーズン4-3話
キャロルの行動といえば、これを真っ先に思いつく人も多いでしょうね。
刑務所でインフルエンザ患者が出始めた時の事件です。
最初は家畜の豚だけでしたが、人間でも咳をする人が出始めて・・・。
どんどんと拡大していく気配でした。
そんな初期に患者であった2名の焼死体が見つかり、騒然となります。
そのうちの1人であるカレンはタイリースの恋人でした。
そしてそれを知ったリックによりキャロルは刑務所を追い出されてしまうのですが・・・。
でもみんなを思うキャロルからすれば、この時の気持ちとしてもリックの方針だときっと「インフルはもっと感染して、かなりの数が死ぬだろう」と考えていたでしょう。
あ、そう考えると、リックはここでキャロルによく殺されなかったなw
5位 「私の夫よ 私がやるわ」 シーズン1-5話
ダリルとキャロルの初の会話がこれでした。
あのDV夫がウォーカーに殺されたあと、ダリルがツルハシでとどめを刺そうとしたのを止めたシーンでしたね。
最初は泣いてはいましたが、これまでの恨みを晴らすメッタ刺し。
ダリルもドン引きで、キャロルと旦那の死体をチラチラと交互に見ながら
「えっ、マジ?」
みたいになっているのが興味深いですね。
ダリルはここで、キャロルに一目を置いたに違いありませんw
4位 ウォーカーを使って出産の練習 シーズン3-2話
思えばここからですね。
目的の達成のための行動が、常識人のレベルを超えだします。そして超人、必殺仕事人に進化していくんですね。
ローリの出産を間近に控えて、帝王切開で赤ちゃんを傷つけないためにと練習することを望みます。
練習台は刑務所の周りにいくらでもいる若い女ウォーカー。
もちろん誰だってこんな練習は厳しいし、やりたくても実行できるものではないのですが、キャロルは赤ちゃんのためにもくもくと行動するんです。
結果的にはローリは非常時に産気づいてしまい、その場にいたマギーが赤ちゃんを取り上げることになりましたが、キャロルの壮絶な努力も印象に残るエピソードでした。
それではいよいよベスト3!
全てが記憶に深く残っているシーンでしょう!
一気に行きましょう!
キャロル 名場面&名言 3位
3位 リジーを殺害 シーズン4-14話
知的障害を持っているリジー(ミカの姉)の未来に絶望して殺害。
リジーがミカを殺害してしまった後でも、キャロルは一緒に暮らせないかどうかを考えています。
しかし実際にはその甘さがミカを失う原因になってしまったこと、
またこのままだとジュディスやタイリースも危険なこと。
そして決意を固め、すぐさま実行に移しました。
この場にいたのがリックやマギーだったら、どう対処していたのかが気になる事件です。
現在だったらポリコレ(差別につながる表現を許さない)を懸念して制作すらさせてもらえない内容なのではないでしょうか。
キャロル 名場面&名言 2位
2位 子供たちに本を聞かせるフリをしてサバイバル術を教えてしまう シーズン4-1話
キャロルの真骨頂とも、信念とも言える展開がここですね。
刑務所の中にウッドベリーの街の住人が多く引っ越してきて、子供の数が非常に多くなりました。
そこで学校を開き、先生役となったのがキャロル。
他の大人たちには「本を読み聞かせる」とウソをつき、また子供たちとも口裏を合わせさせて、
実際には「ナイフの扱い方」などサバイバル術と、みんなが生き残るための思考を子供たちにたたき込みます。
ミカなんて10歳にも満たない年齢ですが、そんなこともキャロルにとっては関係ありません。
しかし結果的にはこの教育のおかげでリジーとミカも戦力となっていたことが効果を出します。
ガバナーとの最後の戦争で追い詰められたタイリースを救ったのが、このリジーとミカでした。
タイリースは戦争で追い詰められて絶対絶命になります。タイリースめがけて銃を撃ちまくるガバナー勢の2人を、リジーとミカが横から射殺。
キャロルの子供たちへの教育が無ければこの時点でタイリースは死んでいたでしょうし、戦争の被害ももっと出ていたかもしれません。
キャロルのこういったリアル主義を、制作スタッフは意図して必ず成功として表現していますね。
ここまで徹底されるのであれば、もうこれはこのウォーキングデッドというドラマから視聴者へのメッセージなのでしょう。
この流れは現在でも不変なのでこれはもう間違いないと思います。
そしていよいよ、第1位です!
キャロル 名場面&名言 1位
1位 ソフィア・・・! シーズン2-7話
もう1位こそはこの親子愛のシーンしかないでしょう。
序盤最大のクライマックスシーンとも言えるシーンです。
ドラマ「ウォーキングデッド」の非情さを表す時に、あのウォーカー化したソフィアの画像1枚が使われることすら多くあります。
それくらいあの映像にはインパクトがありましたよね。
さらに実際にあの時・・・あの小屋の中に変わり果てた姿のソフィアがいることを予想できた人が居たでしょうか!?
銃撃もおわり、小屋の中のウォーカーを全て処分し終えた・・・悲しむハーシェルやベスと、やらなきゃ仕方なかったんだというシェーンやリック。
全てが終わったと思われる空気感の中で、なぜかカメラは再び小屋の入り口に向かっていき・・・。
あまりにもショッキングだった展開と演出です。
今再び見返しても、ウォーキングデッドがアメリカドラマ史上で最高と言われていたことが納得できるほどの衝撃を何度でも体感できます。
ここでのキャロルの力なく崩れる様子や口調も、一度見たらしばらくは脳裏から離れないでしょう・・・。
普段日本語吹替を視聴する方も、このシーンは一度吹替無しで見てみてください。
メリッサ(キャロル役)の表現力に圧倒されて、ファンになること間違いなしだと思います。
いかがでしたでしょうか?
また今回も非常に長い説明になってしまいましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
2人目としてキャロルの名場面&名言をシーズン1~5で行いました。
キャロルはウォーキングデッドの主役ではありませんが、その行動力こそはまさに近代世界の象徴でしょう。
「考えすぎて行動できず」
「恐れて行動できず」
「おびえながら現状にしがみつく」
そんなダメダメだった彼女が一転、娘のソフィアや出会った仲間を失って初めてこの世の真実に目を向けることができるようになります。
「弱ければ強いものにやられるだけ」
「なによりも行動と実力」
「結果が伴わない偽善行為に価値はない」
ほんとキャロルって、気持ちいいキャラクターですよね。
そういえば今やキャロルとは真反対の偽善野郎になってしまったモーガンとの絡みが面白いのは、このあたりも理由になっているんでしょうか。
「本当、モーガンさぁ、理想言うばかりではなくてちゃんとみんなを救えよ」
そんな気持ちで見守っているのがヒシヒシと伝わってきますw
こんな強いメッセージ性を持ったキャラクターに育っているので、もしかするとこのドラマの最後のオチは「目的を完遂することになるのはキャロル」なのかもしれませんね。
まだまだこれからも波乱がありそうなキャロルには注目していきましょう。
ちなみにこの辺りの古いエピソードを思い出していると、古いシーズンをもう一度見返したくなってきませんか!?
こちらの記事にどのサービスで視聴するのがお得なのかを比較していますので、よかったらぜひご利用ください。
いいねや共有していただけたら・・・とてもうれしいです
- 共感した!
- 何か補足とかしたい!
- いやいや、順番おかしいところあるだろ!(はい、いっぱいあります!w)
と思ったらぜひtwitter、FB、はてぶ、LINEなどでRTやシェアいただけるとすごく嬉しいです(*´ω`*)
下記のボタンで簡単にRTやシェア可能です。よろしかったらお願いいたします。